この度、作業療法士の皆さんにとって、知っておくと今後の臨床に活かせる情報を発信いたします。まずは、すでにご存じな方も多いと思いますが「ICTリハビリテーション研究会」と「2kaku-me【ニカクメ】」です。是非ホームページをのぞいてみてください。
■ICTリハビリテーション研究会
この研究会は、OT、PT、STとエンジニア、プログラマー、障がいを持つ当事者などで構成されおり、リハビリテーションへのICTの適切活用を促進する研究会です。
活動内容の詳細は「ファブラボ品川」のホームページをご覧ください。こちらには、今年中に3Dプリンタで作る自助具のカタログ特集ページも加える予定だそうです。また「カタログ&事例集」という書籍も、今年のOT学会に合わせて三輪書店より発売予定だそうです。
ファブラボ品川のホームページhttps://www.fablab-shinagawa.org
■2kaku-me【ニカクメ】
2kaku-meは、脳卒中サバイバー(脳卒中で闘病中の人、またはその経験者)の日常生活を支える情報を発信するサイトです。
このサイトは、脳卒中サバイバーの生活を営む上で生じた疑問に対して
①入院中にも退院後の生活行為の方法を想像できる情報を提供すること
②退院後に思いついた生活行為の疑問を解消できる場を作ること
③麻痺手が「動く」から「使える」への転換を図り生活能力の改善に寄与すること
この3点を主な目的として、脳卒中サバイバーやリハビリ療法士が知っている「日常生活での工夫」を動画で発信しています。