作業療法士になるまでの流れ
作業療法士になるための流れについてご紹介いたします。
- STEP1
-
養成校入学
養成校受験資格は高等学校卒業者(卒業見込みを含む)または高等学校卒業
者と同等以上の学力があると認められた方が対象となります。
- STEP2
-
学内授業・臨床実習
初年次は、教養科目(哲学・文学・心理学・統計学・英会話・教育学など)や、基礎科目(解剖学・生理学・運動学・多職種連携など)を中心に学びます。学年の進行に伴い専門基礎科目(外科学、内科学、脳神経学、整形外科学、薬学、栄養学、リハビリテーション医学など)や専門科目(作業療法概論 、地域作業療法、小児作業療法、身体作業療法、精神科作業療法、評価学、日常生活活動学など)を学びます。学校で身に付けた知識や技術は、そのままでは十分に活かせません。そこで、病院や施設で実際の作業療法を見学したり、作業療法を補助的に実施する実習(臨床実習)に参加します。卒業までに合計5、6ヵ月の臨床実習で実践力を身に付け、最終学年で国家試験の合格を目指します。
- STEP3
-
卒業・国家試験
養成校を卒業すると国家試験の受験資格が得られ、国家試験に合格すると厚生労働省より作業療法士の免許が与えられます。国家試験は,毎年3月に実施されます。試験は,基礎医学・臨床医学と作業療法の専門知識・技術について行われます。