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2024年2月1日

その他団体主催

高齢者のトレーニングつなげるための運動生理学:疾患別コース

イベント詳細

開催日 2024年3月7日 〜 2024年3月21日
開催場所 オンライン開催/Zoom
参加資格 作業療法士、理学療法士、健康運動指導士、健康運動実践指導者、高齢者の健康増進分野に関わるトレーナー、研究者など
参加費 3,000円
定員 40名程度
問い合わせ 一般社団法人湘南運動科学研究所
E-mail:neuralreha@shonanries.com
申し込み 【お申込み方法】お申込サイト(https://shonanries.com/entry/)からお申し込みください。お申込後に受講費のお支払い方法をご連絡いたします。ご入金の確認後にオンラインでの参加方法をお知らせいたします。
イベント分類 その他団体主催
開催内容 〇タイトル:高齢者のトレーニングつなげるための運動生理学”疾患別コース”
〇概要:疾患別コースは、高齢心不全、慢性腎臓病、急性・慢性呼吸不全にスポットをあてながら高齢者に対するトレーニングを考える時に役立つ運動生理学を学ぶセミナーです。セミナーでは、ケースの生データをみながら、リスク管理や運動療法に役立つ運動生理学を理解し、トレーニング戦略につなげていきます。
〇開催日時、講師
・第1回:慢性腎臓病
 開催日時:令和6年3月7日(木)19:00~20:15
 講師:忽那俊樹(東京工科大学医療保健学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
・第2回:高齢心不全
 開催日時:令和6年3月14日(木)19:00~20:15
 講師:日下さと美(東京工科大学医療保健学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
・第3回:急性・慢性呼吸不全
 開催日時:令和6年3月21日(木)19:00~20:15
 講師:一條幹史(湘南鎌倉総合病院リハビリテーション科/呼吸療法部)
〇内容詳細:
1.慢性腎臓病
 わが国の慢性腎臓病者は約1,480万人と推計されており、約35万人が慢性透析療法を受けています(それぞれ2015年と2020年の統計)。2022年4月には「透析時運動指導等加算」が認められ、慢性腎臓病者に対する運動(運動療法)はますます注目を集めています。慢性腎臓病者の運動は長らく推奨されてこなかった歴史的経緯もあり、運動生理学との関係を含めて学習する機会は多くありませんでした。本講義では、保存期の慢性腎臓病から末期腎不全(慢性透析療法)までの病期別に考慮すべき点について触れながら、トレーニング戦略を考えたいと思います。
2.高齢心不全
 高齢心不全療養者(患者)は、低体力/虚弱かつ合併症も多い特徴があります。日常、どのくらい運動をさせていいか分からない、運動が強すぎるのではないか、血圧が低すぎるのではないかなどの疑問を抱くことや、高齢者施設に入所する高齢心不全療養者の生活では強い負荷がかかることはないのではないか、と質問を受けた経験はありませんか。我々は運動負荷を通じて心臓の働きをみています。そのためにも、心臓と他の臓器との関係を理解した上で、運動生理学を復習しながら運動負荷の方法・生活管理について考えてみたいと思います。
3.急性・慢性呼吸不全
 呼吸リハビリテーションは、呼吸困難、運動耐容能、不安や抑うつを改善、健康関連QOLや健康状態を向上させ、入院を予防するエビデンスの確立された治療介入です。呼吸リハビリテーションの中心的構成要素は運動療法であり、呼吸不全患者に対する運動(療法)は標準治療の一部として認識されつつあります。一方で、臨床において呼吸困難感や低酸素血症などの症状を有する呼吸不全患者への適切な運動(療法)の提供は一筋縄ではいかないのが実情ではないでしょうか。本講義では、呼吸不全患者を理解し呼吸不全患者へ適切な運動(療法)を提供するために理解すべき呼吸のメカニズム・呼吸と運動の関係を基礎から復習していきたいと思います。
〇参加費:3,000円(3回分) 各回でのお申込はできません。
〇参加方法:オンライン(Zoom) 参加費のお振り込み後にZoomのURLをお知らせします。
〇お申込み締め切り:令和6年3月19日(火)まで
*配付資料(PDF)は、著作権に関わる図表を省き、引用文献等の記載となります。
*リアルタイムでの視聴のみとなります。
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