2022年12月5日
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イベント詳細
開催日 | 2023年3月5日 〜 2023年7月10日 |
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開催場所 | ZoomおよびVimeoを用いたオンライン開催 |
参加資格 |
作業療法士、介護福祉士、臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。 死と生にまつわる臨床、生殖医療、緩和ケアなどに興味を持っていればどなたでも参加可能です。 |
参加費 | 5800円 |
問い合わせ | info@s-office-k.com |
申し込み | https://s-office-k.com/professional/seminars/pro-sem-contact |
イベント分類 | 支部その他 |
開催内容 |
オンラインセミナー「死と生に向き合う心理臨床」 ■概要 我々、心理臨床家の仕事はクライエントの死ぬことと、そしてその裏返しである生きることに非常に深く関わっています。クライエントから時折「死にたい」と語られることがあります。しかし、そこには「生きたい」という思いが含まれていることでしょう。反対に、「生きたい」という言葉を聞くことがあっても、そこには死に対する恐怖や不安が潜んでいることもあります。心理臨床学・臨床心理学の「臨床」は死の床に臨むことだと言われることがあるように、心理臨床家は心に関わることを通じて、人間の死と生に関わり、向き合い続けているのです。 このセミナーでは死と生をテーマにします。具体的には緩和ケアと生殖医療における心理臨床について学び、考え、議論します。緩和ケアは終末期だけではなく、がんと診断された時から提供されるものです。 一方、生命の誕生を目指す生殖医療の領域では、流産・死産などが「あいまいな喪失」として誰にも知られないままに経験されていることも少なくありません。生殖医療における喪失の積み重ねは「全人的な傷つき」と表されることもあることから、緩和ケアとも深く重なり合います。 緩和ケアの部では福地先生からがん患者当事者であり、緩和ケアを受けている立場からお話を伺い、その上で梶原先生から緩和ケアの心理臨床についてお話をお聞きします。生殖医療の部では医学的知識を踏まえながら、山下先生からお話を伺います。そして、最後に登壇者やセミナー参加者を含めて議論や討論をしていく予定です。 この緩和ケアや生殖医療はおそらく受講生の当事者性を刺激するテーマになるかと思います。これらのテーマにまつわる個人的な体験を話したくなったり、相談したくなったりすることもありうるでしょう。しかし、このセミナーは専門家の研鑽が目的です。個人的なリアルな体験を臨床的に活用できるリソースへと転換するような研鑽になっていければと考えています。ですので、質疑応答の時には個人的な体験についての質問や相談は控えてもらえたらと思います。 緩和ケアや生殖医療を含めて、死ぬことと生きることにまつわる心理臨床について考えを深めたいという方からの参加をお待ちしています。 ■講師 福地周子 先生 所属:橿日会かしい心療クリニック、こころの相談室ねこのて 資格:臨床心理士、公認心理師 出身大学院:早稲田大学大学院教育学研究科、久留米大学大学院比較文化研究科臨床心理学系 経歴:早稲田大学大学院で教育学修士取得後、久留米大学大学院にて臨床心理学を学びました。2002年から現在まで、橿日会かしい心療クリニックに勤務。2020年にこころの相談室ねこのてを開業し、心理職を対象にオンライン相談を提供している。 山下美佳 先生 所属:心の海を味わう心理相談室 TAYUTAU 資格:臨床心理士、公認心理師、生殖心理カウンセラー 出身大学・大学院:長崎純心大学人文学部人間心理学科、長崎純心大学大学院人間文化研究科臨床心理学分野 経歴:大学を卒業後、一般企業に数年在籍し、生殖医療における心理支援に興味を持ったことから大学院へ。「生殖医療で生まれた子ども達への発達的フォロー」が求められていると知り、大学院修了後は発達外来や療育施設、乳幼児健診の育児相談などに従事。2022年に生殖心理カウンセラーを取得。「生殖」という課題にどう貢献できるか、今できることを模索中。 梶原都香紗 先生 所属:近畿大学病院心療内科・緩和ケアセンター 資格:臨床心理士、公認心理師 出身大学・大学院:京都文教大学人間学部臨床心理学科、京都文教大学大学院臨床心理学研究科 経歴:不登校・別室登校支援、ひきこもり支援に従事した後、東日本大震災をきっかけに石巻赤十字病院に勤務し、緩和ケアやチーム医療の実践を行う。2019年より現職にて、緩和ケアセンターの心理職としてがん患者へのサポートを行っている。 ■日時 ライブ配信:2023年3月5日(日)10:00~16:00(途中休憩1時間) アーカイブ視聴:2023年3月6日(月)~2023年7月10日(月) ■参加費 5,800円 ・振り込み後のキャンセルは可能です。参加費の返金に応じます。 ・システムの問題、急用、体調不良などで当日十分に視聴できない時でも返金します。 ■オンライン開催 ライブ配信はZoomを用いておこないます。また、セミナーの様子は録画しますので、アーカイブで視聴できます。 ■参加資格 臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。死と生にまつわる臨床、生殖医療、緩和ケアなどに興味を持っていればどなたでも参加可能です。 ■参加方法 参加希望者は以下の申し込みフォームから必要事項を記入して送信してください。 https://s-office-k.com/professional/seminars/pro-sem-contact ■臨床心理士更新ポイント 臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(1ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント申請可能です。 ■申し込み期日 ライブ配信に参加の方:2023年3月2日(木)まで アーカイブ視聴を希望の方:2023年7月6日(木)まで ■主催 心理オフィスK( https://s-office-k.com ) ■セミナーの詳細 https://s-office-k.com/professional/seminar/semi-death-life |
PDFデータ | PDFをダウンロードする |
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